ご機嫌よう、皆さま。
三上ナミです。
Hello,everybody.
I'm NammyMikami.
今月は人生で一番、ひと月のうちに観劇をし、舞台に立ち、芝居というものに触れ合う月間となりました。
月蝕歌劇団に出演させてもらうようになって以来、いろいろな役者さんたちと出逢い、また、本当に星の数ほどたくさん劇団がある、ということも知りました。
音楽をやってると、バンドとかって本当に星の数ほどあって、歌手も星の数ほどいて、っていうのを身にしみて感じており、
そこからどう突き抜けられるか?という常に自分への問いかけみたいな気持ちをもっているのですが、
そこは役者さん、劇団も然りなのかなぁ、と。
そんなわけで改めてずっと観たかった月蝕歌劇団と関わりのある劇団【万有引力】と【新宿 梁山泊】の舞台をそれぞれ観劇して来ました。
まず、万有引力。
こちらは月蝕歌劇団の舞台音楽でもお馴染みのJ・A シーザーさんが代表を務める劇団。
もちろん、音楽はすべて彼の楽曲なので本当に楽しみでした。
【夜叉ケ池】という演目を観てきたのですが、「万有引力の舞台は少し難解」と聞いていたものの、
今回はレアケースだったのでしょうか?とてもわかりやすくスッと物語の中に入っていける内容でした。
役者さんは全員白塗りのアングラ感満載で、役者さんというよりもアスリートに近いような身軽でいて力強い動きの俳優さんたちに度肝を抜かれっぱなしでした。
舞台美術も美しく、俳優の皆さまよく通る声で、とにかく完璧な舞台。
目を奪われっぱなしの2時間弱。
舞台全体をプロジェクターで映して森のようだったり、水面のようだったりの情景を作り出していたのがとても綺麗で幻想的な反面、
役者さんたちの表情がイマイチ見えづらかったことが個人的には少しだけ惜しかったかなぁ、とも思いましたが、、
でも、全体的なものとしては本当に息が詰まるほどに計算され尽くした、シーザーさんの完璧主義っぷりが見えるとても美しい舞台でした。
私は月蝕歌劇団が大好きだから、どうしても月蝕歌劇団と比べて観てしまうのですが、
万有引力は緻密なまでに計算された隙のない全体的に魅せる完璧な美、
月蝕歌劇団は個を引き立てて繋がったらいつの間にか見たこともないものになってるような
毎回少し違う隙間にハマる面白さ、みたいな感じだなぁと改めて感じました。
万有引力さんの舞台、また別のものも観てみたいです。
I watched a play of [Banyu-inryoku].
そして、新宿 梁山泊。
8月1.2.3.4に月蝕歌劇団で小公演をやらせていただく【白夜月蝕の少女航海記】と【回転木馬共和国の逆襲】は、
喫茶店を使っての劇なのですが、
実はこの梁山泊さんの稽古場に隣接する喫茶店スペースをお借りしての劇なのです。
(ちなみに、私は1,3,4のみ出演です。)
そして、その梁山泊の舞台に、以前は月蝕にも出演していた柏木亜優美ちゃんが出演とのことだったので、
ぜひ観てみたいと思いまたまた月蝕の仲良し女優の柴奏花ちゃんに声をかけて行って参りました。
演目は【二都物語】。
梁山泊はテレビなどでもお見かけする大鶴義丹さんが看板俳優さんとして出演していることもあり、メジャー感もありつつの
新宿の花園神社にテントを張っての昔ながらの娯楽感満載な部分もあり、こちらもとても楽しんで観れました。
テントの中とは思えないような演出がたくさん。
影絵を使った艶っぽいシーンや大きな木馬が舞台上をクルクルと回ったりなど遊園地のようで面白かったのですが、
特に今回は水の演出により遊び心が溢れ出ていたようです。
我々は前から2列目での観劇だったのでけっこうなスプラッシュマウンテン状態。
とても楽しく夏に涼しいエンターテイメントでした。
And I watched a play of [Shinjyuku Ryouzanpaku].
やはり、劇団によって色が全然違うんだなぁ、と改めて強く感じた今回。
どちらもとても楽しかったです。
そして、改めて私は月蝕歌劇団がたくさんの素晴らしい劇団の中でも特別に好きだなぁ、とも。
それは、身内贔屓はもちろん(笑)、女の子がたくさん出てるから、って部分もあるかもしれないです、、、。
どの芝居観てても私は、女優さんが多く出ているシーンにより引き込まれるのは
私は自分が音楽を聴く時も女性の歌を聴くほうが好きだし、
小説も女性の書いたもののほうが好きなように、
自分に立ち場を置き換えやすいからかもしれない。感情移入とか。
そして単純に、女の子たちがひらひらと舞うように芝居をするのを観るのが綺麗で好き、という部分もあります。
あとは、そんなたくさんの女優さんたちを素敵に演出する大王様(高取英先生)の創り出す空気感が好きなのです。
ゆえに、月蝕歌劇団が好き。
ちなみに万有引力の観劇後は新宿の"CON TON TON"というお店へ。
店内に祭壇みたいになってるところがあったり、フレンチっぽい壁紙だけど流れてる音楽はサルサ、というまさに混沌としたバーでした。
扉の向こうはいつも物語が始まるのを待ってるのです。
そして私はいつも私の人生の主人公!
毎日ヒロイン主義。
I am a chief character of my drama "life".
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ナミナゾの歌謡ショウルーム!!!
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2015年7月12日(日)レコ発その2!!!
【ナミナゾ事件簿~音楽室の西瓜~】
三上ナミと謎カンパニー×三軒茶屋Heaven's Door 合同主催
OPEN/START 18:30/19:00
料金:前売¥2,000 /当日¥2,300
※久々のバンド編成です!!!
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それでは、また。
暁の刻に夢の中で逢いましょう。
Let's meet in a dream at the moment of dawn.
See you.