ご機嫌よう、皆さま。
三上ナミです。
Hello,everybody.
I'm NammyMikami.
手塚眞さんの写真展のオープニングパーティへ行って来ました。
手塚さんは約10年前よりずっと"箱入り娘"をテーマに、
箱と女性の写真を撮り続けて、ついにその数は100枚を超えた、ということでの記念の展示会でした。
I went to the opening party of the photo exhibition of Tezuka Makoto.
He has been taking pictures of girls in the box for 10 years.
And, the number exceeds 100.
8年ほど前に撮影していただいた私の箱入り写真もありました。
私のやっていた東京モダンアート娘(現、S.R.I.T.)というアートパフォーマンスグループのメンバーも他に何名か撮られていて、
みんなの写真も懐かしく、個性的で面白かったです。
私の髪も長かったし、今と雰囲気違いましたね。(笑)
ちなみに、私が撮影されたのはまだ10人にも満たない時だったようなのですが、
当時はアナログカメラでフィルム撮影されたのを覚えていたのですが、
近年の箱入り写真はすべてデジカメだそうです。
展示は時系列で飾られているわけではないので、
どれがデジカメでどれがフィルム、とかはハッキリとはわかりませんが、
その辺りを写真から探し出すのも面白かったです。
He took a photo of me before about eight years.
At that time my hairstyle was long.
And there were also many photos of my friends.
何よりも感動したことが、それだけの人数の写真を撮ったのにも関わらず、
手塚さんが私と写真に写った箱とのエピソードをきちんと覚えていてくださったことです。
まず、私がこの撮影に参加することになった際、手塚さんに
「どんな箱に入りたいか?」
を聞かれました。
材質を指定するくらいの四角い箱であれば、オーダーで作っていただけるようだったのですが、
私が入りたかった"箱"はギフトボックスのようなハート型の箱でした。
なぜかそれ以外の箱が思いつかなかったのです。
(今考えると、ものすごくめんどくさかっただろうと思うのですが…)
そしてそれを手塚さんに伝えると案の定、
「ハート型はオーダー難しいなぁ、、」と。
そこで、
「私もちょっと探してみます!」なんて話をした数日後のこと…。
なんと、家の近所の道端に、巨大なハート型の箱が…!!!!!!!
もう、????????でいっぱい。
近づくと【これは粗大ゴミです】のシールが。
どうやら大き過ぎて通常のゴミ収集車が持って行ってくれなかったハート型の箱。
外側は黒い布に白くキラキラのラインストーンが散りばめられ、中は紫のサテン。
頭に思い浮かんだのは、夜、とかカーテンコール、とかサーカス、とかそんな言葉たち。
私が当初望んでいたハート型の箱は、ピンク色でバレンタインみたいなイメージのものでしたが、
そんな妄想は瞬く間に吹っ飛び、
運命的にもその箱と出逢ってしまったので、とにかく夢中で持ち帰りました。
ベースが木でできていたその箱は、持ち上げてみると女の子一人ではキツイくらいもの凄く重かったです。
しかも少しカビてる箇所もあったり、ラインストーンもポロポロ取れやすく、よく見ると薄汚れていました。
それでも、持ち帰って濡らしたタオルでよく拭いたら
写真ではわからないくらいの汚れ以外はほとんど綺麗になりました。
その半端な大きさの箱が、一体今まで何処の誰にどんな用途で使われていたのかはまるで謎でしたが、
手塚さんにも早速メールで報告し、撮影の日が決まりました。
運命が引き寄せた、女と箱。…(波)
そんなお話を今も昨日のことのように
「あれは奇跡だったよね~!」と他の方にも説明してくれた手塚さん。
その時のことを想い出してまた、嬉しくなりました。
I picked up the big box on the street.
It was by chance.
And a box of large heart-shaped, it was a box of my ideal.
I felt the fate of the box itself, I was glad.
And also, I was surprised that Mr. Tezuka had remember that episode.
私は彫刻家の柴田英里ちゃんと一緒にこの展示を観に行ったのですが、
(英里ちゃんももちろん、撮られています。)
会場ではS.R.I.T.のメンバーにも逢え、また、懐かしい顔ぶれもあちこち見かけることができ、ちょっとした同窓会気分も味わえました。
途中、手塚さんとD[di:]さんのトークショーも。
Talk show was also held in the middle.
柴田英里ちゃんと。
my friend "Eri Shibata",she is sculptor.
漫画家のD[di:]さんと英里ちゃんと。
with Miss D(Cartoonist) and Eri.
S.R.I.T.のヒロエちゃん、マキちゃん、ジュンちゃんと。
members of the performance art group of S.R.I.T.
オートクチュールお洋服の魔術師、前田シローさんと!
(それこそ10年ぶりくらいの再会でした!)
He is a fashion designer of haute couture.
His name is Mr. Shiro Maeda.
展示の後は、英里ちゃんとご飯食べつつアート談義に花咲かせておりました。
続けることの大切さをそっと教えてもらえたような心のほっこりする展示で、見に行って本当に良かったです。
今度も手塚眞さんにご多幸あれ!
展示は3月2日までです。
お時間ある方はぜひ、箱入り娘たちに逢いに行ってくださいませ。
http://www.sunday-issue.com/schedule/gallery/3652/
Exhibition is up to March 2.
Please go to see the exhibition by all means.
それでは、また。
暁の刻に夢の中で逢いましょう。
Let's meet in a dream at the moment of dawn.
See u.