2年ほど前に姉や母たちが行ったというのを聞いてから、長い間恋い焦がれていた植物があります。
それが、コキア。
姉のインスタグラムを見て、その愛らしい姿、燃えるような赤に一目惚れし、
ぜひ一度この目で見たい!と思ってはいたものの、そもそも美しい赤が見れる期間が短く、
その年の気候によっても前後してしまうこと
また、私がベトナム住まいを始めてしまったせいでなかなか叶わぬ夢となっていました。
しかし、銀座での【三上ナミ解体新書】の打ち合わせの際に
「イベントが終わったら月曜日、コキア見に行きたいの。遠いんだけど…」とポロリと漏らしてみたところ、
朗読劇で一緒だった女優の柴奏花とカメラマンのイマイトシヒロさんが
「一緒に行きましょう!」と言ってくれて、ひとりぼっちのぶらり旅から一気に二人仲間をゲットできたのでした。笑
呟いてみるもんです。
こちらも盛りを迎えた秋桜たちがお出迎え。
場所はひたちなか市海浜公園で御座います。
こんな小春日和の穏やかな日はあなたの優しさが沁みてくる…
白、薄紅、マゼンタの秋桜たちが笑うように鮮やかに咲き誇っていました。
そして、秋桜畑の向こうにドキッとするような赤色が広がっています。
コキア!!!
あなたにずっとずっと逢いたかったよ。
色が完全に落ち切っているものから、まだまだ真っ赤に燃え盛るものまで、
その場所により違うグラデーションが本当に美しくて、胸がいっぱいになりました。
ようやく見れたコキアは触れてみると少しゴワゴワしていて、夜になると脚でも生えて動き出しそうな雰囲気。赤いスーモたち。
燃える赤。
赤い海。
息をのむ美しさとはまさにこのこと。
みはらしの丘を登ると、すすきの穂の間から遠くに観覧車が見えました。
ゆらゆら流れる時間と風。
今回の日本帰国で一番秋を感じられた日。
こちらは黄金色。
柴とはコキアに合わせて赤いワンピースで、と言う約束をして集合したのですが、
見事にトーンも近い赤色で揃いました。
天気良すぎてちょっと暑かったですが…。
そうしてコキアをはじめ野の植物を味わった後は囲炉裏端のある建物を抜け、
三人ともコーヒーフロートを注文。
なぜか置いてあった竹馬に挑戦し、
(一輪車より難しかったです…!)
歩き疲れたので少し休憩することにしました。おっぱ◯いに見えてしまった私は随分と汚れた大人になってしまったようです…。
可愛いフロートを撮る柴を背景に一枚。
森の木かげで季節を吸い込みながらのんびりする時間は本当に贅沢でした。
今回のブログ写真は全て携帯の写真なので、イマイさんの撮ってくださった写真の仕上がりもお楽しみに。
I love Japanese fall!!!
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